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    針穴人【 harianabito 】

皆さん!こんにちは。 '06年からの 針穴人【 harianabito 】 の活動をブログに綴って参ります。

写真額装 ~その4~ マット切り作業(2)

昨日に続き、写真額装 ~その4~ マット切り作業(2) という話題です。

マット裏面にカット・ラインを引く ←作業台に何か保護する敷物か厚紙を置いて、その上にマットを裏側にして置きます。定規でマット端からのマット窓寸法のラインをなるべく細い鉛筆で引きます。私は手元の2H鉛筆を使っています。これが『マット切りのカット線』となります。左の写真は画質が荒くてよくわからないと思いますが、四辺の『マット切りのカット線』を引いたところです。太く強く書く必要はありません。細くても構いませんが「揺らぎのない」直線で引きます。

二辺が交差する箇所は交差してから2cmくらいずつ余分に引きます。

マット切りのセットのしかた ←次に、昨日マット切りの環境で紹介した場面でのカッター・マットと1m定規の間に対象のマットを入れます。マットを置く方向は、左の画像では常にマット端となる方向が左側となります。その上にマット切り用カッター(MAT-45P)を置きます。

型番の45とは45度の角度でマットを切断するという意味です。先ほど引いた直線からカッター刃が入り込み、マット端方向に45度の角度で切断するという訳です。つまりマット厚分を切断するのではなく、マット厚×√(ルート)2=1.41倍の厚さとなります。相当な厚さです。



【 質問 1 】これを何回で切ると思いますか?(答:)男性の力では3~4回に分けて切るのがやっとです。・・・そうなんです。このマット切りには力が必要なのです。非力な女性ならば、5~6回で切るつもりでカットする必要があります。

次に【 質問 2 】最初の1回目は、どのくらいの深さに刃を入れますか?(答:)私は2~3mmにとどめています。例えば、定規を当てて薄いプラスチック板をカッターナイフで切断しようとします。力任せに切ろうとすると、最初はうまく切れ始めても、途中でぐにゃりと曲がってそれてしまいます。それと同じイメージです。

マット切りの技は、最初にカッター刃をマットに入れて切り始める段階では、余り力を入れずに、『マット切りのカット線』から離脱させずに、カッター溝を作るイメージである程度浅めに、一定のスピードで、持続してまっすぐに、最後まで一度も休むことなく、カッター刃を動かせるか、に懸かっています。



( 赤字体箇所を 2010年8月6日に追記しました )

線が交差している2箇所でマット切り用カッターの刃先がちょうど『マット切りのカット線』に触れる様に何度かマット(紙)を動かし調整します。交差2箇所とも刃先が合ったらそこでマット(紙)の調整は完了です。マット(紙)の調整位置を維持保存するため、パーマセルテープなどでカッターマット台や作業机などに固定させます。少なくても2箇所以上、長辺を切る場合には6箇所くらい貼り付けます。

次に1m定規が「宙ぶらりん」状態なので、『マット切りのカット線』に合わせて定規を固定させる意味で、マット切り用カッターの刃先を『マット切りのカット線』に合わせる事ができる様に定規の位置を左右にずらしながら、パーマセル・テープで定規をマット(紙)に固定させます。最初に線が交差している2箇所をマット切り用カッターの刃先がちょうど『マット切りのカット線』に触れる様に定規の位置を動かして合わせた位置でパーマセルテープなどで定規をマット(紙)やカッターマット台や作業机などに固定させます。長辺を切る場合には、線が交差している2箇所の他に、あと2~3箇所、定規の位置をパーマセルテープなどで定規をマット(紙)などに固定させます。赤字体箇所はとても重要でした。2010年8月6日私はこれを怠ってマット紙を1枚失敗させてしまいました。

パーマセルテープなどを貼っても、完全な固定ではないので、定規は左右に多少の遊びがあります。写真の上端から下方向にマット用のカッターを滑らせて行きます。カッター刃が『マット切りのカット線』から離れない様に、刃の動きに注目しながら定規を右方向に押したり、マット切り用カッターを左方向に押したりして左右に調整しつつ、先程の技を実践します。

最初のカットは余り力を入れていないので、マット裏面の上を滑らせてマット切り用カッターを上から下へ動かすことが出来ます。交差2箇所の外方向にも2cmくらい余分に刃を入れます。

1回目に深く刃を入れ過ぎると、カッターが暴走して制御が利かなくなり、どんどん『マット切りのカット線』から離れて行き、取り返しの効かない状態に陥ってしまいます。『マット切りのカット線』から離れたカッター溝は修正することは出来ません。

次に、2回目のカッター刃の進め方です。2回目はかなり大胆に1回目のカッター溝に刃を入れながら深めにしてマット(紙)を切ります。イメージとしては約3~7割程度の深さです。女性の場合は3割程度でしょうか。ここでマット切りをした人は気が付くでしょう。カッター溝から一度も外れずに移動し安心感が出てきます。多少深く刃を入れてもカッターは暴走しません。それでも無理せずに力を温存します。この段階からは1m定規は、ただ添えるだけのモノになります。

3回目は8~9割の深さとなります。あるいは最後までカッター刃を上から押さえ付けて全てを切り落とせる場合も出て来ます。マットの表側にはカラー部分の別な紙が貼りつけてある様なので、最後にそれをきちんと切り落とすイメージが必要です。

最後の4回目は、カッターを入れる全スパンで最後まで(マットの表面まで)カッターの刃が抜き通せたかを感じ取ります。大丈夫だという確信がないまま、マット(紙)を取り外してしまい結果的に切れていない場合には、再度セットして切り抜かなくてはなりません。多少の誤魔化しは可能です。

交差2箇所の部分は、うまく切らないと4つの角が切り落とせなくなります。交差する直線を完全に過ぎるまでマット切り用カッター刃を押し進めれば、角部分は簡単に切り落とせます。一辺切り終えるたびにマット表面まできちんと切れているか確認します。

マット切りの完了! ←そうやって、四辺とも切り落としたものが左の写真です。かなり右腕が痛くなって疲れました。今回は慎重に処理した事もあって中々素晴らしい状態にマット切りが出来ました。

やはり慣れが経験となってより良い結果を生むような気がしています。



額装の完了! ←額装した状態の作品です。全紙で6×6にマット切りしています。ワイン・レッド色のマットを初めて使用しました。この作品は横浜市内での写真展会場に展示されます。作品は横浜市内撮影で「山手町16番地」とタイトルしました。どうぞ作品・額装とも会場にてご覧下さい。このブログの別ページに写真展の案内を載せていますが、こちらのページにも再掲載します。

作品は、マミヤ RB67 電動フィルムホルダーの6×8で撮影したものを6×6にトリミングして、リバーサル・フィルムからダイレクトプリントしたものです。

写真展会場の場所は、横浜市洋光台駅近くの 「 はまぎんこども宇宙科学館 」 です。「ピンホールカメラと☆キラリ☆光のあそび展」という企画展で、3月6日(土)より6月13日(日)の長期間開催されます。詳しくは、私が会員となっています 日本針穴写真協会の紹介ページ をご覧下さい。  ( 「はまぎんこども宇宙科学館」の 【 過去の 】 企画展紹介ページは、→ こちら ← です。 )  この企画展は、日本針穴写真協会 が全面的に協力して開催されるもので、40点のハリアナ写真が展示されます。私のハリアナは5点展示されることになりました。当初は新作2点だけ出す予定でしたが、さらに3点追加することにしました。

作品展示するものは5点です。全紙3点、四切2点で、うち全紙2点は新作額装です。



以上4回にわたって「写真額装」と題し私の know-how の全てを曝け出しました。なお、私の know-how をそのまま実践されるか否かは、自己の判断と責任において実行して下さい。結果として被害に合われた場合でも、当方は一切の責任を負いません。



☆写真額装の作業は、下のページをクリックください。別Window が開きます。
  「プリントの扱い方」  「裏打作業」  「マット切り作業(1)」  「マット切り作業(2)



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  1. 2010/02/25(木) 23:20:00|
  2. 2010年 針穴写真
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写真額装 ~その3~ マット切り作業(1)

今日のハリアナは昨日に続き、写真額装 ~その3~ マット切り作業 です。

マット切り作業は、額装となる額縁をどういうTYPEのものにするかと云うことに関係して来ます。私が所属している杜の都針穴写真部で昨年開催された写真展で額縁を統一しようという事になり、部員のE藤さんの呼びかけのもと決まった型番の額縁を今でもそのまま愛用しています。それは 富士フィルム アルミ(金属)額縁A29 という製品です。私が利用しているカメラ量販店では全紙サイズの A29 額縁は3,960円です。

フレーム色をブラックに、マット色を濃鼠(コイネズ)に統一するため、軽量TYPEの額縁としてアルミ額縁を選択したものです。今回の様に仙台から横浜市へ配送依頼を出す時に持ち運び易くて助かります。いつまでもこのA29を使い続けるかは分かりませんが、この型番で話を進めます。

また、A29 という製品の額縁には チクマ 製のマットがそのまま使えるということで、今では何も考えずに チクマ 製の「抜無マット」をカメラ量販店から買って来ています。価格は全紙マット1枚808円です。



自分でマット切りをやり始める迄は、私には到底「無理」と考えていました。最初の頃の額装画材屋さんに何から何まで全てお任せしていました。良いものにする為にはお金が掛かるものです。いま考えると目が飛び出るくらいの費用が掛かっていたのです。

次の段階はマット切りだけを外注依頼するというものでした。チクマ でもマット購入・マット切り含めてオーダーを出せます。ただし、端から30cm以上取らなければオーダーは受けられない等の制約があります。納期に2週間必要というものでした。街のホームセンターでも同じ様にマット切りを外注出来ますが、その店でマットを購入しないとダメな様なのです。(マット切り費用だけでは商売になりませんから、当たり前と云えなくもない・・・。)

自分でマット切りを始め出したのは、外注納期までの時間がないので自分で切るしかないという状況下の選択でした。最初の失敗はかなり辛いものがありました。その失敗が50cm定規を2本つないで1m定規にするというアイディアを生みました。



今回作業した、全紙6×6プリント用マット切りの話しに戻りましょう。

昨日の話題で計測した写真プリントの四辺の寸法記録を出してください。まれにプリントでの不具合で上下の寸法の不一致、左右の寸法の不一致で(極端なことを云えば)菱形になっている場合がありますので、正方形となるプリント寸法を割り出します。

次に、マットの窓寸法よりもプリント・サイズは10mmくらいの「重なり(かさなり)」が必要とされています。私は(先ほどの正方形となるプリント寸法に対して)1箇所4~5mmの重なりで考えています。左右あるいは上下で2倍となり8~10mmの重なりを考えています。

私は、単純ミスをしないようにA4用紙などにマンガというか略図を書きながら寸法を書きとめています。一度切ってしまったマットは、後で間違いに気が付いても元には戻らないのです。(当たり前か)

私なりの「マット切りの環境」を少しだけ示して、続編は次回とします。
マット切りの環境
←A4カッター・マットを3枚机に並べパーマセル・テープ(以下勝手に「Pテープ」と略)で固定します。透明な50cm定規2本をPテープでつなぎ1m定規とします。

マット(紙)をカッター・マットの上に置き、その上に1m定規を載せた状態で1m定規の両端をカッター・マットにPテープで固定します。写真はマット(紙)を取り除いた状態です。

カッター・マットは3枚で630円でした。50cm定規2本で1,344円しました。1m定規はプリント寸法の計測などでも使いますのでメーカー品を購入しています。定規端の目盛がない部分は5mmずつあり、2本で10mmとなっています。マット切り用のカッターは、NTカッター製のMAT-45Pというものを使っています。1,890円しました。パーマセル・テープは1,110円でした。



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  1. 2010/02/24(水) 23:15:00|
  2. 2010年 針穴写真
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写真額装 ~その2~ 裏打ち作業

きのうに続きまして、写真額装 ~その2~ 裏打ち作業です。

裏打ち」とは何んでしょうか?

先ず、薄いプリントを補強する働きがあります。プリントの裏面に糊付けされている面を貼り付ける訳ですから、かなりの補強となります。また、プリント面を波打ち状態にせずに見た目にも綺麗なプリント面とすることも出来ます。長期間展示する場合などは、展示会場の湿気を呼び込みプリント自体が伸びてしまい「たるんで」来ることにより、額装のやり方次第では写真プリントが変形してしまうこともあります。それを抑える働きがあります。

裏打ちシートは各メーカーから販売されている?と思いますが、私は今まで富士フィルムのモノしか使ったことがありません。

その富士フィルム製でも2種類発売されています。エンド・ユーザーの希望でしょうか。

1つは「バックシート」という商品名です。裏打ちしたプリントは約0.8mmになると書かれています。グレー地にグリーン文字で印刷されています。版画用のゴム製ローラーが必要と書かれています。推奨された用具を準備の上、作業されることをお勧めします。文房具店に行って版画用ローラーを探しましたが見つからず、私はローラーなしで裏打ちして見ましたら、とりあえず問題なく作業することは出来ました。

もう1つの方は「額装用プリント裏打ちシート」という商品名です。裏打ちしたプリントは約1mmになると書かれています。こちらはダンボール入りの商品です。

違いは糊のパターンの違いと裏打ちシートの厚さです。価格的には変わりありません。扱い易さとしては最初の方だという印象です。糊面に貼ってある剥離シートが厚いので剥がし易いのです。もう一方の方は、糊面に貼ってある剥離シートが薄くて最初の取っ掛かりでマゴつくかも知れません。小さい六切りサイズなどでどちらも一度は試して見ることをお勧めします。どちらも慣れは必要だと思います。私はダンボール入りの商品の方で裏打ちをしています。

富士フィルムの「プリント裏打ちシート」と「バックシート」の製品紹介ページは、→ こちら ← です。 ( ※ この BLOG記事 の掲載後に FUJIFILM でネット掲載ページが変更されました。フジフイルムモール の掲載ページは、→ こちら ← です。)

どのサイズでもどちらの商品でも1箱に5枚のシートが入っています。私が購入しているカメラ量販店での価格は全紙サイズで1箱3,440円です。1シート当り688円です。これを高価品と考えるか必要経費と考えるかは考え方次第の様な気がします。



裏打ち作業に入る前に、事前に済ませておく作業が残っていました。

それは、プリントの有効寸法を測って置くということです。
写真店から受け取って来たプリントは、透明か半透明な袋に入っていると思います。その袋に入ったままの状態で定規で有効寸法を記録します。ここで注意することがあります。縦と横の二辺だけでなく、四辺とも測ることをお勧めします。これは、後工程のマット切り寸法を決める際に役立ちます。



それでは、裏打ち作業の実践と参りましょう。

最初に行うことは、両手に二重の手袋をするということです。 最初にゴム製の手袋を両手にします。その上に新品もしくは洗濯されている白手袋を両手にします。これは画材屋さんから聞いたやり方です。手の脂が災いとなります。この二重の手袋は、フィルム・スキャンの場合も有効です。

私は、ゴム製の手袋は、家にあった使い捨ての「レックスグローブ」という100枚入りの天然ゴムラテックス極うす手袋のLサイズを使っています。500円くらいのものらしいです。粉付きなので外側の粉を叩いたりして取り除きます。

次に プリントの裏面のゴミを取り除きましょう。 静電気で細かなゴミを吸い寄せていることも考えて裏面をまんべんなく拭き取って下さい。両手の白手袋で拭いてしまおうという横着をしてはいけません(笑) 現実的にこの作業をしなかったためにゴミと思われる凹凸がプリント表面に出てしまったことがあります。貼り始めた裏打ちシートは、貼り直すことは出来ません。凹凸原因のゴミは後から取り除けません。

裏打ちシートを糊付け面を上にして(剥離シートはまだ貼ってあります)その上にプリントを置きます。もちろん画像面は上にしてあります。裏打ちシートとプリントの大きさを合わせます。四辺の余りを考えて下さい。適当に重ねて作業を始めてしまうと適当にしか仕上がりません。

尚、裏打ちの内容そのものは各商品の説明書を熟読されて作業してください。このページで全てを解説することは割愛させて頂きます。説明書に書かれていない注意点を含む know-how を示すことが目的です。

6×6などのプリントは、プリントにかなりの余白というか、無駄なエリアがあり切り捨てなくてはならない場合があります。額装に明らかにジャマになる場合のみ切断を考えます。 そして、あまり際どい箇所で切断しないのが後々無難です。プリント上がりで入っていた袋をプリント面に置いて、その上に定規を当てます。カッター刃は一度に深く入れないようにしています。 最初はプリント部分のみを切断する位の気持ちで切ります。裏打ち部分も2~3回で切る様にします。プリント切断面にバリが立ちますので、カッターで角のバリを切り落とします。これをしないとマットとの間に隙間が出来てしまいます。



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  1. 2010/02/23(火) 20:30:00|
  2. 2010年 針穴写真
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写真額装 ~その1~ プリントの扱い方

今日のハリアナの話題は、近々開催予定の針穴写真展へ提出する、久しぶりに作品の額装を100% 自分自身で加工した know-how のすべてを曝け出してしまおうというものです。

加工作業の話に入る前に、針穴写真展の詳細について紹介したいと思います。

場所は、横浜市洋光台駅近くの 「 はまぎんこども宇宙科学館 」 です。「ピンホールカメラと☆キラリ☆光のあそび展」という企画展で、3月6日(土)より6月13日(日)の長期間開催されます。詳しくは、私が会員となっています 日本針穴写真協会の紹介ページ をご覧下さい。  ( 「はまぎんこども宇宙科学館」の 【 過去の 】 企画展紹介ページは、→ こちら ← です。 )  この企画展は、日本針穴写真協会 が全面的に協力して開催されるもので、40点のハリアナ写真が展示されます。私のハリアナは5点展示されることになりました。当初は新作2点だけ出す予定でしたが、さらに3点追加することにしました。

明日配送する予定の5点は、全紙3点、四切2点で、うち全紙2点は新作額装です。

額装品は、ブローニ120のネガフィルム1点とリバーサルフィルム1点です。どちらも以前に横浜市内で撮影していたものの中から選びましたので、今回はプリント依頼からでした。



額装 know-how 重要ポイント【1】: 気を付けている様で意外とミスをしている事があります。 それは、プリントの扱い方です。

プリントを受け取ってから次工程までの間は、プリントには、なるべく触らないことです。これが中々出来ないのです。どんな濃淡で仕上がったのだろうか、と気になってプリントを何んと素手でしかも片手だけで、さっと取り出して見たりしまいがちです。これが後で災いを呼ぶのです。プリントは薄くて折れ曲がりやすいものです。シワも簡単に付きます。折れ曲がらない様に気を付けたつもりでも、結構折れジワが付いてしまっているものです。一度折れジワが付いたらもう大変。これが取れないのです。シワもプリント面に残さないためには、我慢してプリントは紙袋から取り出さない。これが重要ポイント【1】です。

などと、言っている私がこのポイントを忘れてミスを犯しているのです。今回もあとの作業中に折れジワを見つけてしまいました。端の方に細かなもありました。さすがに素手でプリントを直接触ることはなくなりましたので、指紋や汚れはありませんでした。



☆写真額装の作業は、下のページをクリックください。別Window が開きます。
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  1. 2010/02/22(月) 22:30:00|
  2. 2010年 針穴写真
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お気軽・新作カメラ

本日のハリアナは、自分でも何台目になるのか、わからなくなりつつある・・・
新作・針穴カメラのテスト撮影の紹介です。

今回は、かなり "お気軽カメラ" を目指しています。
本体の材料は、百円ショップ・缶箱です。毎回 なかなか良い材料が見つからなくて困ります。

先ずは、テスト画像をご覧下さい。
Yurakucho Marion 有楽町マリオン
以前、f256 さん の掲載ページを見てショックと云うか体に衝撃を感じた、有楽町マリオン9階のエスカレータ・ホールでの 完全・パクリ写真 です(笑)  f256 さん もここで撮影方法などを考えたりしてたんだなぁ、と思う私でした。

巡回のガードマンがチラリとこちらを眺めつつ何も言わぬまま、エスカレータを下って行きました。かなり小さい玩具の様な物体を持つ、挙動不審者に見間違われたかも知れません。誰もアレをカメラとは見ないでしょう。

新作針穴カメラに未だ三脚は付いていません。その為、床と直立の金属板に斜めにしてカメラセットしました。針穴カメラ前面にデジカメを添えてデジカメのシャッターを切ります。再生画面を見て傾斜修正しています。広角度合いはデジカメとは全く違いますので、現実的には成り行きです。

画面をクリックしても私の Flickrページ にジャンプするだけで、この画面以上は大きくなりません。Flickrページ には撮影データも書いていますのでご覧ください。

実は、有楽町マリオンの写真は、かなり失敗しています。意図的に他の画像を重ね撮りしていませんので、偶然の産物というか、まあ、試し撮りですから・・・などと云って誤魔化してしまいそうです。

有楽町の翌日は、仙台市内で撮影しました。
Sendai Mediatheque せんだいメディアテーク
以前、xiao_shan さんFlickrページを見つけ、「他県の方が仙台を写している」と云う驚きを感じた、同じ施設内でのパクリ写真です。パクリと云ってもかなり違う感じに撮れています。 xiao_shan さん は、どこから撮ったのだろうと思ってしまう私です。

私は、施設地下1階の駐車場から写しました。子供落下防止の為か、ガラス板が貼ってあり、中心からは撮れません。

・・・先ほどの失敗とは?

66のフレームなのに、なぜか645のフィルム巻上げをして撮っていたのです。66と645に切替え出来る様にと考えたのが、失敗の元でした。フィルム巻上げ中にやっと気が付いたのは、なんと9枚目(66では7枚目辺り)でした。66での9枚目で正規のフレームに戻しながら、笑っちゃいました。何という失敗でしょうか。でもあの有楽町マリオンが消えてしまったと思うとガックリでした。

カメラの現物は、ここでは紹介しません。外観は変わらない様な気もします。三脚穴とかで少し突起物が出るくらいでしょうか。

カメラ・データは、ガイドナンバー F139、L=25mm、針穴=0.18mmです。
針穴は、50倍マイクロ・スコープで計測しながら、薄地用の絹くけ針(手芸屋さんで購入)で開けています。

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  1. 2010/02/13(土) 12:30:00|
  2. 2010年 針穴写真
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仙台・どんと祭

今日のハリアナは、1月の「仙台どんと祭」です。

私が撮ったハリアナ写真は、近くの 大日如来 という「」と「」の守り神で知られている所です。撮った写真をよく見たら、御神火の中にライオンの様な、ヒツジの様な姿が写り込んでいるではありませんか。

何かの御利益か、はたまた私への何かの暗示でしょうか・・・そんなことはないか。

下の写真は、愛用の百均カメラ6×10をPC上で6×6に切抜きしたものです。
フジ PRO160NC 2分30秒でした。デジカメ撮影し計測データ (シャッター速度1/25秒, 絞り2.8) を自作の換算メジャーを使って、百均カメラ・ガイドナンバーのF140に合うシャッター時間そのままで撮りました。

1/14/2010 Sendai Donto-Sai 仙台どんと祭( ↑ クリックしても、これ以上は拡大されず、私のフリッカーに飛ぶだけです。)

毎年私の街で行われている、正月明け14日夜の「どんと祭(どんとさい)」を改めて調べてみました。ネット情報では「 宮城県を中心に呼ばれる祭りの呼称 」として取り上げられていますが、さらに調べて見ると、全国各地で祭事の趣旨や名称にこそ多少の違いがあっても、色々な形で風習が守られていると知りました。

ネット上の フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 に、小正月 に行われる火祭りの行事として「 左義長 (三毬杖・さぎちょう)」という総称があることも判りました。その解説ページの中に宮城県の「どんと祭」の項目もあり解説されていました。

小正月 行事の全国調査集計 」というNPOサイトもネット上で見つけましたのでご覧下さい。「どんど焼き」は「日本の国民行事である」と宣言しています。 小正月 行事に興味ある方にとっては、この調査報告は大いに役立つ資料となるでしょう。

正月を迎えるために飾った、神棚飾り、門柱の松飾り、玄関頭上の飾りもの、あるいは古くなったお守りなどを古新聞紙などで包んで近くの神社などの「どんと祭」会場へ14日の日中から夜にかけて持って行きます。

したがって家庭ゴミとして出すなどということは、よほど仙台の習慣を知らない人でもない限り「もっての他」という扱いです。全国的には 大崎八幡神社 の「どんと祭」が有名らしく規模も大きく、私も気まぐれで4年に一度くらい行ったりもしますが、往復2時間歩くことを考えると最近では近場の神社に行く事が多くなってしまいました。

1/14/2010 Sendai Donto-Sai 仙台どんと祭 ( ↑ クリックしても、これ以上は拡大されず、私のフリッカーに飛ぶだけです。)

上の写真は、やはり愛用の百均カメラ6×10をPC上の処理で6×8に切抜きしたものです。このブログでは、横幅に制限がありますので、1枚目の写真より小さな感じとなってしまっています。

フジ PRO160NC 5分で撮りました。デジカメ撮影し計測データは、シャッター速度1/25, 絞り2.8と一枚目と変わりありませんでしたが、相反則不規 (そうはんそくふき)を多少なりとも意識して1枚目の倍のシャッター時間としました。しかし参列者が祈祷の列を作って並んでいますので、さらに長時間露光してしまうと人影が消えてしまい無人となり変な写真となることを心配して、5分にとどめました。

現実的に、私が針穴撮影中にカメラと御神火の間に怪訝そうに私を数分間じっと見ていた男性は、全く写り込んでいません。

この日ハリアナ撮影中、二人の方から『針穴ですか?』と尋ねられました。
結構、知名度が高くなって来ていると感じます。

このブログ記事で「 相反則不規 」についてネット解説ページを探していましたら、私が会員となっています 日本針穴写真協会Nさんのページ が、最も詳しく解説されていましたのでリンクを張りました。
さすがだと改めて思いました。

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仙台 どんと祭 火祭り 風習 photo PRO160NC 露光 フリッカー


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  1. 2010/02/05(金) 07:30:00|
  2. 宮城県
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プロフィール

針穴人【 harianabito 】

Author: 針穴人【 harianabito 】
仙台市青葉区 在住
male ・ wife, 2-sons, 1-daughter


針穴写真暦 9 年
日本針穴写真協会 会員
杜の都針穴写真部 所属

harianabito[@]infoseek.jp まで[ ] を外してお便り下さい

☆...その他にこんな事も...☆
水中写真暦 21 年
ダイビング暦 780 本
( 水中滞在 653 時間 )
Digital一眼レフ・水中世界(Flickr)

【 '13/06/15 針穴と水中写真 】Joint-Site
  針穴写真・掲載中
  水中写真・掲載中
http://www.adoberevel.com/

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〔 作者 : きゃぴ堂

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